2017.05.28 04:38早春のノルウェーの旅 - 東山魁夷さんの足跡を今振り返る東山さんが北欧を旅したのは1962年4月から7月までで、その時の様子は画集「森と湖の国」に掲載されている「北欧風景画展」で発表した絵と随筆で詳しく述べられている。私も15年前(東山さんの40年後)に偶然同じ場所を旅したが、今思えばなぜ東山さんが北欧を夫妻の初めての旅に選んだかわか...
2017.05.27 05:11名曲の舞台を訪ねて - 作曲家グリーグ ノルウエィ ベルゲン東山魁夷さんが最初の海外写生旅行をされたのは北欧で1962年であった。その時の様子を我々は今市販されているDVDや画集で見ることができる。私も遅ればせながら2006年のこの季節に北欧を訪れた。いつもは格安パック旅行で出かけていたが、このときはJTBのLOOKと奮発した。そこで分か...
2017.05.27 02:58名作の舞台を訪ねて - モネの朝日・睡蓮池モネが印象画家として名声をはくした「朝日」はノルマンデーのル・アーブルで描いたらしい。また「睡蓮」を描いたモネの家はル・アーブルから車で1時間ほどのところのジベルニーにある。機会あってツアーで訪れてみた。残念ながら今のル・アーブル港からはあの朝日を想像することは難しい。一方、「睡...
2017.05.27 01:13名作の舞台を訪ねて - パリ・モンマルトル七年前にシャンソン、画家、小説などの舞台で有名なパリ・モンマルトルを訪ねたことがある。残念ながらシャルル・アズナブールの歌の「ラ・ボエーム」の歌詞の通り、彼らの声は聞こえなかった。それでもピカソの暮らした洗濯船、ゴッホの住んでいたアパート、夜ごと芸術家たちが集まったシャンソン喫茶...
2017.05.26 23:20画集 (シリーズもの)の面白さ - 東山魁夷著「窓」最近、全集以外に画集なるものをいくつか買ってみた。テーマという観点から見ると、シリーズである画集の方が奥が深く面白いような気がする。ここで紹介するのは東山さんの「窓」というは画集。二十代に留学されたドイツを後年奥様と旅された時の絵を「窓」として一冊の画集(説明文入り)としてまとめ...
2013.05.10 13:02海外ワークショップ - はしごの体験談格安航空券の有効期限は通常1ケ月。これを最大限利用してワークショップの”はしご”をしたことがある。もはや自由の身、慌てて帰ってくる必要もない。通常絵のワークショップは3日から1週間。ワークショップのない期間は現地観光で習ったことを実践するなどの行動予定を細かくモレスキン(小さな絵...
2012.08.20 10:52クイックスケッチの勧め - ポルトガル・リスボンにて先にマルタでのは早描きの例を紹介しましたが、今日はリスボンを観光した時の様子を紹介します。絵そのものは人に見せるというよりも、あくまで下描き、後で正式に描く場合の構図・色の参考資料です。現地で一枚でも描いておけば、後で写真を見て描く際にもとっかかりが早いように思います。以下その時...