名作の舞台を訪ねて - パリ・モンマルトル
七年前にシャンソン、画家、小説などの舞台で有名なパリ・モンマルトルを訪ねたことがある。残念ながらシャルル・アズナブールの歌の「ラ・ボエーム」の歌詞の通り、彼らの声は聞こえなかった。それでもピカソの暮らした洗濯船、ゴッホの住んでいたアパート、夜ごと芸術家たちが集まったシャンソン喫茶、多くのアーチスト・作家の眠るモンマルトルの墓などを訪れ、一応納得をして帰った。先祖の墓参りのようなものだが。
画家東山さんの画集に「コンコルド広場の椅子」というものがある。40前にドイツ留学当時に同じ場所を訪れたそうだが、その時は気が付かなかったとか。二度目は椅子と対話をしたそうだ。東山さんがそこでどのような声を聴いたか興味のあるところである。
秋のモンマルトル散歩 ビデオ 4分
東山さん 画集「コンコルド広場」より
シャンソン 「ラ・ボエーム」 唄 ちあきなおみ
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