名作の舞台を訪ねて - モネの朝日・睡蓮池

モネが印象画家として名声をはくした「朝日」はノルマンデーのル・アーブルで描いたらしい。また「睡蓮」を描いたモネの家はル・アーブルから車で1時間ほどのところのジベルニーにある。機会あってツアーで訪れてみた。

残念ながら今のル・アーブル港からはあの朝日を想像することは難しい。一方、「睡蓮」は確かに咲いてはいたが、季節が秋のせいもあり、あの絵に見られる複雑な色を想像することは私にはできなかった。というより見る目がないというべきかもしれない。

いずれの観光地もそうであるが、現在の旅では前提観念を持って訪れると失望することが多い。そこで何かを自分なりに発見することが大事なようだ。私の唯一の発見は、モネが浮世絵の世界で3番目のコレクターであったことである。(居合わせた旅行者の弁)話には聞いていたが、浮世絵が印象派の画家たちに影響を与えた事実を垣間見た思いである。

印象派 モネの足跡を訪ねて ビデオ 16分

船上から「朝日」に挑戦してみた ル・アーブルにて

温故知新

このサイトは私の旅の画文集です。故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知れば、以て師となるべし。(論語 為政第二より)

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